こんにちは。
デザイナーのヒラヤマです。
皆様、ボルダリングはご存知でしょうか?
壁を登るアレです。
ボルダリングというスポーツには
壁をどんな風にするか、
壁についているボールド(カラフルな突起の部分)を
どう配置するかを決める「ルートセッター」という仕事があります。
私も詳しい訳ではありませんが。
ただ、そのルートセッターさんがどのように配置するかで
難易度は大きく変わります。
ただ、登れるようにとか
格好良く配置すれば良いというものではありません。
さらに言うなら
こう配置したら登る人はこうなるなぁ・・・とか
見ている人からすると、こんな見え方するなぁ・・・とか
そういった事を考えて設置位置を決めなければなりません。
普通にボルダリングを見ているだけだと気づきませんね。
ようは、設置位置を決める事が目的というよりも
その先にあるもの、その先に起きる事を作り出すことが
仕事なのだと思います。(詳しくないので個人的解釈ですが)
なぜこのような話を書いたかと言いますと
デザインも似たような仕事だからです。
一般的な知名度でいえばありますが
何をやっているかと「デザインを作る」事だと思われています。
もちろん間違いではありません。
デザイナーも、ものを作ったその先を作る事が仕事です。
というか、大抵の仕事は目に見えている部分の先を作る仕事だと思いますが。
長くなりそうなので
デザイナーが作っている「その先」については次回書きます。