こんにちは!
モリアゲアドバイザー石谷です。
私たちモリアゲアドバイザーは、
現地や店舗などその場をモリアゲる販促ツールを提案しているのですが、
20代の若者はミレニアル世代と呼ばれ、
現場とは真逆のオンラインが当たり前の世代です。
そんな20代の若者をのぼり旗やアナログツールで集客するには
どんな広告をすれば良いのか?
少し気になったので、弊社へインターンに来てくれた学生たちに
街を歩いていてどんな広告が気になったかを調査してみました!
是非、20代の若者や学生を集客する上での参考にして頂けると嬉しいです。
1、そもそもミレニアル世代とは?
まず、ミレニアル世代とは何なのか?をご紹介します。
ミレニアル世代とは1980年代~90年代にかけて生まれた、
現在20~30代の若者をさす言葉で、2000年以降にハタチになる世代のこと。
小中学生の時から携帯電話を持っていたり、インターネットやソーシャルメディアも当たり前に活用しているデジタルネイティブ世代。
デジタルネイティブとなると、
消費行動やライフスタイル、価値観などが他の世代とは異なる傾向にあるため
マーケティングや集客においても注目されています。
特徴を端的にまとめると、
・スマートフォンやインターネット、SNSなどのリテラシーが高い
・物を所有するよりもことをサブスクリプションなどの定額利用
・仕事だけでなくプライベートも重視する
・仲間とのつながりを大事にする
・社会貢献性の高い仕事に興味がある
などがあるといわれています。
消費行動等が変わってきているこの世代を
マーケティングや集客をする上で考慮することは必須ですね!
2、20代の若者が選ぶ広告とは?
集客・マーケティングを考えるうえで、デジタルネイティブ世代は、
どのような広告に興味・関心があるのか?
またどんな広告が目に留まるのか?
がとても気になったので、実際に調査してみました!
弊社へインターンに来てくれている学生に調査を依頼しましたので、
実際の感想を基にどんな広告が目に留まるのかご紹介します。
調査内容
弊社オフィス近辺を15分程度歩いてもらい、目に留まった広告を5つ報告してもらった。
調査結果はこちらです!
調査1:20歳男性
第一位:大黒屋
理由
周りの看板や広告と比べてとても大きくそれだけで目を引かれたからです。
また、広告の大きさに対して内容の文字数は少なく簡潔なので、
ふと見た人でもすぐさま理解できるからです。
第二位:四谷学院
理由
学校や塾の広告でよく見かける合格率などの具体的な実績を示していて、
尚且つ、見やすい大きさや多くの人の目に止まる場所に貼りだせていたので
印象に残ったのだと思います。
第三位:ENCREST
理由
他の広告と比べて大きくはないが、通りの柱など歩く人の
目線に近い場所に貼りだせること、同じ広告を複数用意できる利点があるため
自然と目に入ることが多く印象に残りました。
第四位:PROMISE
理由
多くの人の目に入りやすいし、文字も多くなく見やすく印象に残りました。
しかし、初めて見る人にどんな会社なのか分かりにくいと思いました。
第五位:MEGAドン・キホーテ
理由
内容は詰め込みすぎていて少し見にくく、実際に店舗まで訪れなければ
見ることが出来ないという不便なところがあるように感じました。
しかし、自分のように余裕がある人は立ち止まってでも
内容を読んでみようという気持ちになると思いました。
調査してみた感想
調査してみて思ったこととしては、まずとにかく大きい看板の方が
歩いている人の視界に入りやすく印象に残りやすいと思いました。
次に宣伝したい内容をどれだけ簡潔に表せるかが重要だと思いました。
個人的には歩きながら広告を確認してから2~3秒間の間で理解できる位の
内容が一番印象に残ったと思います。
調査2:29歳女性
第一位:弐ノ弐
理由
3パックまとめて千1,000円で買えるので安いと思いました。
そしてテイクアウトもできるためお得です。
第二位:ワイン食堂根
理由
半額というお得さと、デリバリーサービスもあり、いいなと思いました。
第三位:不動産会社
理由
便利な立地で、新婚のカップルにおすすめという
ターゲットが明確で分かりやすかったためです。
第四位:Kinko`s
理由
製本は半額・毎週金曜日はキンコーズの日というのが分かりやすく、
お得だと思いました。
第五位:むっちゃん万十
理由
wi-fi無料で、アイスクリームやビールが同時に楽しめる事が分かり、
とても良いお店と思いました。
調査してみた感想
少し緊張しましたが、このような経験も人生の中で必要だと思いました。
調査3:21歳男性
第一位:とんかつわか葉
理由
店名の横にメニューの写真があり、
どんなものが食べられるのかイメージができました。
第二位:あご出汁餃子ゆでタンサンジ
理由
看板に5種類の字体が使われていて面白いと思いました。
第三位:GRANDHOURS
理由
写真が付いていて要点をカラフルにまとめる事ができていました。
第四位:B-ZONE&Rungis
理由
どういう店かと店内の写真が載っていて、
わかりやすくて良いと思いました。
第五位:ゆきざき
理由
看板という感じですが、映像のようなに流れていて、
目についてしまいました。
調査してみた感想
普段看板などの広告を意識したことがなかったので新鮮でした。
これからもそういう目線で過ごしてみるのも面白いかなと思いました。
調査4:25歳女性
第一位:Softbank
理由
シンプルで大きい。情報量が少ないけど、逆に圧倒的な存在感があります。
最近コピーのない広告が増えてきた気がします。
第二位:丸海屋
理由
裏通りの一番奥にあるお店なので、通る人の注意を引き付けるために
シンプルに目立つようしているのではないかと思いました。
消費者購買心理を表すAIDMA理論の通り、
興味を持ってもらう前にまず注意を引き付けることを重視した広告だと感じました。
第三位:RAGTAG FUKUOKA
理由
古着屋さんの看板は、アンティーク風のデザインが多いので、
今風のデザインがあまり見たこともなくて新鮮です。
古着の印象とちょっと合わないけど、逆に高級感があって、
「いい服はずっと新しい」、「古着なのにハイクオリティ」
というコピーと同じようなもの伝わっています。
第四位:三味 元祖トマトラーメン
理由
デザインがかわいいので、遠くから見るとタピオカかと思ったらラーメン屋です。
ギャップを感じて印象に残りました。
予想通りのタピオカだとしたら全然印象に残らないと思います。
第五位: JK Planet
理由
照明の光を利用して、ダイヤモンドのキラキラした感じを
演出しているところが良いと思いました。
調査してみた感想
美的感覚は人それぞれですが、私の美的感覚と言えば、
「綺麗」「美しい」というより「バランス」です。
バランスを取るには余白が大事なので、
基本余白が広く取られている看板や広告を好んでいます。
余白の多いデザインが思索のためのものだと思います。
また、余白は情報に区切りを与える役割を持っています。
そのため、100%要素や情報が入っているデザインより、
隙間や余白が広く取られているデザインの方が好きです。
一番代表的な広告はアップルです。
以上、学生4名の調査結果でした。
3、まとめ
いかがでしょうか?
実際に学生に検証してもらうと、もちろん個性は出ますが、
今回の学生の意見をまとめると、
・ぱっと見てわかりやすい
・写真で商品がイメージできる
・シンプルで余白があり、おしゃれに見える
・お得感がある
このような部分が、20代の若者を集客する上で、
広告やデザインの参考となりそうです。
情報があふれている世の中ですので、
広告や集客を考える上で「短時間で商品やサービスが分かる」
というのは非常に重要なポイントです。
是非参考にして頂けると嬉しいです。
このように弊社では実際に調査をしたり、
効果を検証しながら集客のご提案をしております。
集客に関してお困りのことがございましたら
お気軽にお問い合わせください。
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