エンドラインの歴史の裏側2008年版

 

こんにちは。デザイナーのヒラヤマです。

 

エンドラインの最古株の私が

エンドラインの歴史を、私の知りうる範囲で

書いて行こうと思います。

私が入社したのが2008年2月の末頃だったと思います。

当時の事務所は福岡市南区向かいの3階建ての建物の2階にありました。

経理が1人、営業が2人、事務が1人に私がデザイナー1人でした。

 

広さは今とさほど変わらない事務所だったかと思います。

隣には女性ばかりのテレアポの事務所があり、

終日電話の声が響いていました。

 

目標を大きく掲げ、倍々ゲームで成長していく目標が

壁にアルポリ出力で貼られていたことも覚えています。

※アルポリ出力:看板の一般的な制作方法。アルミ複合板と言われる板にインクジェット出力を貼ったもの。

 

エンドラインは、まだのぼり旗を中心にしている訳ではなく

「屋外広告からノベルティまで」といった感じの幅広い商品を取り扱っていました。

 

当時ののぼり旗業界は捺染が主流でした。

※捺染:繊維に染料でスクリーン印刷する方法。版画の印刷のようなもの。

 

今ほどのぼり旗のインクジェット印刷が発達していなかった為です。

 

ですので、その頃のエンドラインですが

代表の山本もバリバリの現場営業マンでした。

どちらかというと「気合い・根性」みたいな営業スタイルで

「安い!早い!」がウリだったように記憶しています。

 

忙しさのあまり意見を強くぶつけ合う光景も多々ありました。

年に数回は大量の梱包作業で、夜の深い時間まで残る頃もあったかと思います。

そんな時は大抵、営業の方が鼓舞するようにテンションが高かったことを覚えています。

 

そんな2008年ごろのエンドラインなのですが、

当時の事務所(現在は建て替わって別の建物になっています)

の2階の共用トイレに『お化け』が出る・・・なんて噂もありました。

北向きで、南側には別の建物が建っている事務所だったため、

日が落ちてくると、あっという間に薄暗い雰囲気になります。

その時間になると隣のテレアポの事務所の方も皆帰ってしまい、

エンドラインの社内からパソコンを打つ音だけが響くようになります。

そんなうす暗い雰囲気の中、誰もいないトイレから物音がする・・・というのです。

2階の男子用トイレを使うのはエンドラインの人間しかいません。

 

社内には全員いるというのに、男性用トイレから

カタン…カタン…と音が響いてくることがあるのです。

 

時には水滴が落ちる、ぴちゃ…ぴちゃ…という音がすることも。

まぁ、何かが風で揺れてぶつかったり、水道の閉め忘れだろうと

トイレを見に行くと音はピタッと止まり、水道も水滴なんて落ちていません。

 

おかしいなぁ・・・とデスクに戻り仕事を続けると

また、音が鳴り出すのです。

 

 

まぁ、こんな風に書きましたが、別にオチも何もありません。

ただただ、そんなことが起きる事務所だったよ。というお話です。

 

エンドライン自体は特段、何が起きる事もなく

次の事業所に移る計画が進んでいるだけでした。

次回2009年~2012年あたりの話へ続く。

 


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