―「ボルクバレット北九州×学モリプロジェクト」で学んだこと―
こんにちは。エンドライン株式会社の松野です。
今回は、「学生とスポーツチームのコラボってどうしたら成功するのか?」というテーマに対して、2024年に実施した「ボルクバレット北九州×学モリプロジェクト」の実例をご紹介します。
学生が主体となり、スポーツチームとともにイベントをつくり上げたこのプロジェクトでは、企画から運営、PRまで幅広い活動を行いました。
本記事では、その内容や成果、そして今後の展望について、実際の経験をもとにお伝えします。
目次
2.実際に行った取り組み
└ 課題の分析
└ 学生発案のユニークな企画
└ SNSとアナログを活用したPR戦略
学モリプロジェクトとは
学モリプロジェクトは、大学生がスポーツチームと協力し、集客や認知度向上を目指して取り組むオンラインインターンシップです。
全国の学生がオンラインでアイデアを出し合い、自由な発想で課題解決に挑戦します。
2024年は、Fリーグ所属のプロフットサルクラブ「ボルクバレット北九州」と連携し、学生たちが2試合分のイベント企画・運営を担当しました。
学生ならではの柔軟な発想と、プロチームの現場力を掛け合わせたこの取り組みは、多くの好評を得る結果となりました。
実際に行った取り組み
課題の分析
まず、学生たちはボルクバレット北九州のスタッフへヒアリングを行い、現状の課題を把握しました。
特に注目したのは、「Fリーグ未経験者、特に子どもや若年層をどう引き込むか?」というテーマです。
実際には、フットサルをプレーしていても、Fリーグを観戦したことがないという層が多く、ここに着目した施策を立案しました。
学生発案のユニークな企画
MBTI診断×謎解きゲーム
流行のMBTI診断を活用し、選手の性格タイプを予測するゲームを実施。正解者には、2試合目で使える特典を用意し、リピーターを促す仕掛けをつくりました。
エスコートキッズ体験
子どもたちが選手と一緒にピッチに登場できるイベントを実施。場内アナウンスで名前を紹介し、特別な体験を提供しました。
ウォーミングアップ中のお菓子まき
試合前のウォーミングアップ時間を活用し、選手が観客席にお菓子を投げ入れる演出で会場を盛り上げました。
SNSとアナログを活用したPR戦略
学生たちはInstagramやLINEを活用し、イベント告知を行いました。
リール動画は4,000〜5,000回再生され、認知拡大に大きく貢献しました。
加えて、学モリ限定の特別チケットを作成し、チラシでも情報を発信。SNSとアナログを組み合わせることで、多方面からのアプローチを実現しました。
プロジェクトを通じた成果と学び
主な成果
・ファン層の拡大
子ども連れの家族層を中心に、Fリーグ未経験の層へのアプローチに成功しました。
・学生の成長
企画力・問題解決力・リーダーシップを実践的に学ぶことができました。学生自身が課題に向き合い、企画を立ち上げ、実行するという一連の流れを経験しました。
・ポジティブな反響
「楽しかった」「また来たい」といった声が多く寄せられ、SNS上でも高い反応を得ることができました。
今後の展望
2025年も、学モリプロジェクトはさらに発展を目指していきます。
・全国規模での学生募集
より多くの大学生を巻き込み、プロジェクトの規模と影響力を拡大します。
・持続可能な運営体制の構築
学生主体の活動を継続しながら、チームとの連携をより強固にしていきます。
・地域密着型の取り組み
地元の学校や団体との連携を強化し、地域全体での盛り上がりを創出します。
2025年も引き続き、「未来をモリアゲる」活動を展開してまいります。
さいごに
スポーツと学生のコラボレーションは、大きな可能性を秘めた取り組みです。
今回の「ボルクバレット北九州×学モリプロジェクト」では、学生たちの自由な発想と行動力が形となり、チームにも新しい価値をもたらしました。
この活動に興味をお持ちの学生やスポーツ関係者の皆さまは、ぜひ今後の学モリプロジェクトにご注目ください。
2025年も、さらにパワーアップして取り組んでまいります。今後とも、応援のほどよろしくお願いいたします。